相続税の計算は少し複雑な感じです。

相続税は遺産のすべてに課税されるわけではありません。
そしてすべての方に納税・申告の義務があるわけでもありません。

遺産額が基礎控除額を下回る場合には相続税の申告は不要です。
現行法(平成30年度時点)の基礎控除額は3000万円+法定相続人の数✕600万円です。

実子がいる場合、養子は一人、実子がいない場合の養子は二人まで法定相続人の数に原則含めることができます。
特別養子縁組をしている場合や配偶者の実子を養子にした場合等はすべて法定相続人に含まれます。

相続人が一人で正味の遺産額が3600万円以下であれば、納税不要、申告すら不要です。
相続人が相続して相続人の資産が増えたから課税されるものではありません。

相続税が課税される場合、基礎控除額を超えた部分を法定相続人間で相続したとする計算額に一定の税率をかけて、各相続税額を算出し、算出した額を足し合わせ相続税の総額を出します。
相続税の総額を出したうえで、取得した財産額に応じて税金を負担していくという形です。

いくら遺産額が多くても、相続していなければ納税はなしです。
取得した財産額に応じた金額を負担するからです。
特例等を利用できないときは、かわりに多く遺産を相続した人が、その分税金を負担します。
自分が相続した以上には、課税はされません。

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