根抵当権の相続も期限に気をつける

根抵当権とは一定範囲の債権を極度額の範囲内で担保する物権です。
抵当権と違い元本確定前には付従性と随伴性がありません。

高額なローンを組む際には不動産等を担保に入れる場合が多いかと思います。
万が一返済不能となったとしても、債権者は担保に取った不動産等を売却し、債権回収のあてにします。

抵当権の場合にはローンが返済されれば抵当権も消滅します。
債権者が債権を第三者に売却すれば、抵当権も債権に伴って第三者が抵当権を取得します。
これらを担保物権の付従性・随伴性といいます。

しかし元本確定前の根抵当権に関しては事情が異なります。
一定範囲の不特定多数の債権を担保するという特性から債権が無くても根抵当権は消滅しません。
債権譲渡しても債権者は原則根抵当権を行使することは出来ません。
債権を譲り受けた人に根抵当権は移転してないからです。

根抵当権者や債務者が死亡したときは死亡時に存在した債権は担保されますが、
その後の継続的取引から生じる債権は当然に担保される事にはなりません。

もし亡くなり後も根抵当権を継続させたい事情があれば、
相続開始日から六カ月以内に根抵当権の合意の登記をする必要があります。

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