せめてものエンディングノート作成を
遺言を書くのをためらう方は多いです。
自分には関係がないと思ってらっしゃいます。
しかし揉めていようといまいと、
そして資産家であろうとそうでなかろうと
相続手続きは必要となります。
相続人がたとえ一人だとしてもそうなのです。
それなのにも関わらず、
自分の亡き後のことだからと言って、
そのままでよいのでしょうか。
昔とは違い、
各種の契約ごとが複雑になっています。
インターネットで口座開設したり、
人とのコミニュケーションを取ったりします。
手紙がないから親しい人がいないというわけでもなく、
書類がないから契約ごとがないとは限らないのです。
そうすると相続人は故人の手続きに苦慮します。
葬儀に呼ぶべき人は誰なのか、
解約や相続の手続きはどこが必要なのか、
といった具合です。
エンディングノートがあるだけで、
これらの苦労が軽減されます。
多くの人は亡くなった方の意向があれば、
極力それに従おうとします。
遺言は何となく抵抗があっても、
エンディングノートのようなものは、
お互いにあって困るものではないはずです。